• facebook
  • twitter
  • instagram
HOME > WHAT’S NEW > TOPICS > 三越ワールドウオッチフェア 開催中!

三越ワールドウオッチフェア 開催中!

三越ワールドウオッチフェア

 
 

国内最大級の時計の祭典


 
 日本橋三越本店にて現在開催中の「第21回 三越ワールドウオッチフェア」へ行ってきた。
 
 三越ワールドウオッチフェアとは、世界中の時計ブランドが一堂に会す、年に一度の祭典で、その規模は国内最大級ともいわれている。21回目の開催となる今年のテーマは、“Évangélisation du temps〜時の伝道〜”。人類における時間の起源にさかのぼり、その歴史やロマン、叡智に想いを馳せている。
 今回出展するのは、総勢65ブランド。ドイツ勢ではA.ランゲ&ゾーネ、モリッツ・グロスマン、ノモス グラスヒュッテ、ユンハンスや、ラング&ハイネ、クドケなど。マニア向けの高級時計ブランドから、誰もが知っているブランドまで揃い、思い思いの楽しみ方ができる。
 
 今回は、その見どころを筆者の所感を交えながら、ざっくり紹介したい。
 
 

見どころその①
A.ランゲ&ゾーネの「クロノグラフ」の特別展示

 A.ランゲ&ゾーネとは、ドイツを代表する高級時計ブランドで、宮廷時計師のもとで修行を積んだフェルディナント・アドルフ・ランゲが1845年にグラスヒュッテの地で創業した。170年以上経った現在もその歴史が受け継がれ、数々の傑作を世に送り出している。
 今回は、新作のトリプルスプリット、1815クロノグラフのみならず、普段見ることのできないコンプリケーションモデルや、貴重なアーカイブモデルを集めた特別展示を併設。ショーケースに並んだガラス1枚隔てただけの歴史的モデルを前に、身が引き締まる思いだった。
 A.ランゲ&ゾーネの展示は、新館の渡り廊下から入ってすぐの左手側にある。
 

ランゲ1
ランゲの歴代クロノグラフが一堂に会した特別展示。これだけでも一見の価値ありだ
ランゲ2
1815クロノグラフほか新作も展示。ブースはブティックの雰囲気をそのままに、ブランドの世界観を体験できる

 

見どころその②
モリッツ・グロスマンの新作初お披露目

 1878年にグラスヒュッテに時計学校を創設し、数多くの時計師の育成に取り組んだことから、ドイツ時計の育ての親という異名を持つ時計師モリッツ・グロスマンの名を冠し、2008年に誕生したブランド。
 そのモリッツ・グロスマンが2018年発表の新作アトゥム・バックページを日本初公開。オープン文字盤で、機構や動作、芸術的なハンドエングレーブを見て楽しめるので、愛好家にはたまらないはず。
 モリッツ・グロスマンの展示は、ランゲブースの向かい、新館側から入ってすぐの場所にある。
 

アトゥム・バックページ
日本に入荷したばかりのアトゥム・ベックページ。個性的なグロスマンムーヴメントが文字盤側からも楽しめる
アトゥム・デイト シャンパン
優れたデイト表示機構が話題となったアトゥム・デイトの新色であるシャンパンダイアル。高貴な雰囲気がいっそう高まっている

 

見どころその③
ユニークな独立系ブランド

 個人で活躍する時計職人や小規模で活動するブランドもある。彼らを“独立系”といい、個性あふれる時計も多い。その魅力に触れることができるのもこのフェアの魅力のひとつ。
 そのなかのひとつラング&ハイネは、2001年に2人の時計師によって設立された。ハンドメイドに強くこだわり、ムーヴメントのパーツの95%を自製しており、年間生産本数は50本ととても希少だ。それだけに1本1本がこだわり尽くした仕上がりとなっており、まるで芸術品のようである。なお、8月25日(土)の16:00からは、創業者であるマルコ・ラング氏のトークイベントを予定。ウオッチメイキングにおけるこだわりを直接、聞くことができるまたとない機会だ。
 
独立系ブース

独立系ブランドを集めたシェルマンのブース



 
 三越ワールドウオッチフェア は、時計マニアでもなかなか見る機会の少ない高級時計を目の前で見ることができる。ただ時間を教えてくれるだけではなく、そこには培ってきた技術やこだわりがふんだんに織り込まれていた。また、宝飾品のような煌めく時計もあり、初めて行ってもおもしろい。
 
8月27日(月)までの開催なので、今週末は三越ワールドウオッチフェアに足を運んで時計のロマンに触れてみるのも一興かもしれない。
(取材・文◎松本歩美)
 

ノモスのブース
ユンハンスのブース

 
 

「第21回 三越ワールドウオッチフェア」

■開催期間/2018年8月15日(水)〜8月27日(月)
■会場/日本橋三越本店 本館7階催物会場   東京都中央区日本橋室町1-4-1
■開催時間/10:00 〜 19:00 ※最終日(27日)は18:00閉場
■問い合わせ先/日本橋三越本店 時計サロン TEL.03-3241-3311(大代表)
三越ワールドウオッチフェア特設サイト
 
 

2018.08.24 UPDATE

RECOMMENDED

 2008年に創業したモリッツ・グロスマン。ドイツ時計産業の聖地であるグラスヒュッテにおいて、最も新しい時計メーカーでありながら、いまやドイツを代表する高級時計メーカーのひとつとして確固たる存在感を示している。

SPECIAL  

ザクセン州の首都ドレスデンに工房を構える独立系ブランド、ラング&ハイネは、往時の宮廷時計の伝統を受け継ぐ時計作りを現代に貫き、徹底したハンドメイドにこだわっている。

SPECIAL  

ドイツ南西部に位置するシュヴァルツヴァルト(黒い森)地方に興り、この地域の時計産業を牽引したユンハンス。同社への本社取材レポートをお届けする。

SPECIAL  

2016年に発表されたグラスヒュッテ・オリジナルの新ベースムーヴメント、Cal.36。同社はこのムーヴメント開発にあたり、四つの原則を掲げたという。

SPECIAL  

LATEST ARTICLE

愛好家の琴線に触れるシャウボーグウォッチ

伝統技法と革新的な技術を融合し、時計愛好家の心をくすぐる魅力的な時計を製作するシャウボーグウォッチ。その独創性に磨きをかけた最新コレクションを紹介しよう。

NEW MODEL  

ストーヴァからバウハウス100周年を記念した日本限定モデルが登場!

1930年代バウハウススタイルのアーカイブからインスピレーションを得たコレクションを中心に展開するストーヴァから、バウハウス100周年を記念した日本限定モデルが発表された。

NEW MODEL  

激レアな限定モデル。松本零士氏の生誕80年記念モデルが誕生

機械式時計愛好家としても知られる日本漫画界の重鎮・松本零士氏。同氏が80歳を迎えた記念に、栃木の時計店カマシマからの提案で記念モデルが製作された。

NEW MODEL  

ノモスが2018年度のジュネーブ時計グランプリ「チャレンジ」部門賞を受賞

2018年度のジュネーブ時計グランプリ「チャレンジ」部門でノモスのタンジェントが受賞した。

INFORMATION