マイスター ジンガー初のムーンフェイズモデル
リアルな月が描かれた高精度ムーンフェイズ
古い日時計のようにゆったり時間の流れを表現するため、シングルハンドにこだわった機械式タイムピースを創り続けているマイスター ジンガー。
本来時計は、星の運航を追うようにして作られたのものである。中世ヨーロッパ時代の時計塔の時計は、天文時計を模倣して作られたものであり、分や秒単位で時を示すことよりも天空のメカニズムを再現することに重きが置かれていた。
マイスター ジンガーがシングルハンドで表現したいのはまさにそういった時代のタイムピースであったという。
そして2018年のバーゼルワールドで発表されたのが、同社初となるムーンフェイズモデル、“ルナスコープ”だ。
一般的なムーンフェイズモデルに比べ、10時から1時方向にかけて大きく取られた表示窓からのぞくのは、リアルに再現された“月”。ブルー文字盤の組み合わせは、まるで澄み切った夜空に上った月を見上げているようだ。
搭載しているムーヴメントのベースはETA社製のCal.2836。これにムーンフェイズモジュールが追加されているのだが、マイスター ジンガーはモジュールを自らで手がけ、約128年に1日の誤差という高精度を実現している。
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