日本未上陸の傑作ドイツ時計<ジェネシス>
GENESIS
ジェネシス
女性時計師の美意識が反映された繊細なデザインワーク
機能性を最優先とするバウハウスの理念は、時間を知る“道具”である腕時計と実に相性が良い。事実、ノモスやユンハンスなど、多くのメーカーがこのバウハウスデザインを継承しており、その優れた実用性はドイツ国内に留まらず世界で広く認められている。
2005年からスタートしているハンブルク発のジェネシスもそんなバウハウスの教えに倣ったウオッチメーカーのひとつだ。このブランドを立ち上げたのは、プフォルツハイムの時計学校で製造と修理を学んだ女性時計師、クリスティーン・ジェネシス氏。彼女が作り出す時計はバウハウスをベースにしながらも、女性らしい繊細なエッセンスが加えられていることに注目だ。
その好例と言えるのが、針の色使い。クロノグラフモデルでは、スモールセコンドと積算計の針を色分けすることで優れた視認性を獲得。それと同時にこの針はデザインの絶妙なアクセントにもなっているのだ。
ムーヴメントは信頼性の高い専業メーカーを採用しており、それぞれにモディファイが加えるなど、随所にこだわりが感じられる仕上がりとなっている。
価格は3針モデルで約25万円、デイデイト付きのクロノグラフで約36万円と非常に現実的なプライスで展開されている。
2018.06.25 UPDATE
2008年に創業したモリッツ・グロスマン。ドイツ時計産業の聖地であるグラスヒュッテにおいて、最も新しい時計メーカーでありながら、いまやドイツを代表する高級時計メーカーのひとつとして確固たる存在感を示している。
SPECIAL 2018.04.17
ザクセン州の首都ドレスデンに工房を構える独立系ブランド、ラング&ハイネは、往時の宮廷時計の伝統を受け継ぐ時計作りを現代に貫き、徹底したハンドメイドにこだわっている。
SPECIAL 2018.04.07
ヴェンペはドイツにクロノメーター検定を復活させた立役者だった!
長らく歴史の途絶えていたドイツのクロノメーター検定を復活させたヴェンペ。その拠点となるのが同社が所有するグラスヒュッテ天文台である。
12月19日まで。14のドイツ時計ブランドが集うフェアが日本橋三越本店で開催!
日本国内で取り扱いのある14のドイツ時計メーカーが一堂に会する“ドイツ時計フェア2023”が日本橋三越本店 本館6階 ウォッチギャラリーで絶賛開催中だ。今年で5回目を迎えるフェアのテーマは“ドイツらしさ!”。
INFORMATION 2023.11.29
【ドイツ時計を深掘り】”ノモス グラスヒュッテ“から“クラブ キャンパスシリーズ”に流行のカラー文字盤モデルが登場!
ドイツの時計製造聖地であるグラスヒュッテに本拠地を置く時計メーカー“ノモス グラスヒュッテ”がエントリーモデルである“クラブ キャンパスシリーズ”に流行のカラー文字盤を取り入れた最新作を発表したため、その詳細をお伝えす […]
WHAT’S NEW 2022.06.14
【ドイツ時計を深掘り】A・ランゲ&ゾーネの最新直営店がオープン!
1845年、グラスヒュッテに時計産業を興したアドルフ・ランゲ。彼が興したA・ランゲ&ゾーネは、いまなおグラスヒュッテの市街地にあり、ドイツで最も優れた時計を作っている。しかしその歴史は必ずしも順風満帆とはいえな […]
INFORMATION 2022.03.29