ノモスがバウハウス100周年の特別モデルを発表
NOMOS GLASHÜTTE
ノモス グラスヒュッテ
ミッドセンチュリーと融合したスペシャルエディション
来年2019年は、バウハウスの誕生100周年というアニバーサリーイヤーだ。
そもそもこのバウハウスとはどのようなものなのか、簡単におらさいすると、1919年にドイツ、ワイマールに設立された建築と美術に関する国立総合芸術学校で掲げていたデザインにおける教育理念を指す。詳しくは“HISTORY”でも取り上げているので、そちらをご覧いただきたい。
バウハウスの精神は後に世界中のデザイナーに影響を与えたと言われる。後にアメリカで流行するミッドセンチュリーデザインなどは、まさにそれで、バウハウスで学んだデザイナーたちがアメリカに渡り広まったものである。
いまもこの精神が受け継がれた腕時計は数多くあり、ドイツ時計を象徴するデザインコードのひとつだ。好例が、ノモスのタンジェントで、しばしば“バウハウス時計”とも呼ばれ、日本でも人気の高いコレクションだ。
そんなノモスから、このアニバーサリーを記念し、タンジェントをベースにしたバウハウス100周年のスペシャルエディションが発表された。
ホワイトの文字盤で洗練された雰囲気を強調した既存のタンジェントとは異なり、スペシャルエディションでは文字盤にベージュカラーを採用。さらにミニッツサークルに淡い差し色を加え、ミッドセンチュリーの雰囲気が演出された。ミニッツサークルのカラーはレッド、ブルー、イエローの3色で、3サイズ(33㎜、35㎜、38㎜)展開。各100本限定で販売される。絶妙なカラーリングもさることながら、小振りな3サイズ展開という点も見逃せない。
非常に魅力的なモデルが残念なことにヨーロッパのみの取り扱いで、日本への入荷予定はないとのことである。
ベージュ文字盤の外周には、ミッドセンチュリーデザインを思わせるパステル系のカラーサークルを採用
2018.09.05 UPDATE
2008年に創業したモリッツ・グロスマン。ドイツ時計産業の聖地であるグラスヒュッテにおいて、最も新しい時計メーカーでありながら、いまやドイツを代表する高級時計メーカーのひとつとして確固たる存在感を示している。
SPECIAL 2018.04.17
ザクセン州の首都ドレスデンに工房を構える独立系ブランド、ラング&ハイネは、往時の宮廷時計の伝統を受け継ぐ時計作りを現代に貫き、徹底したハンドメイドにこだわっている。
SPECIAL 2018.04.07
ヴェンペはドイツにクロノメーター検定を復活させた立役者だった!
長らく歴史の途絶えていたドイツのクロノメーター検定を復活させたヴェンペ。その拠点となるのが同社が所有するグラスヒュッテ天文台である。
12月19日まで。14のドイツ時計ブランドが集うフェアが日本橋三越本店で開催!
日本国内で取り扱いのある14のドイツ時計メーカーが一堂に会する“ドイツ時計フェア2023”が日本橋三越本店 本館6階 ウォッチギャラリーで絶賛開催中だ。今年で5回目を迎えるフェアのテーマは“ドイツらしさ!”。
INFORMATION 2023.11.29
【ドイツ時計を深掘り】”ノモス グラスヒュッテ“から“クラブ キャンパスシリーズ”に流行のカラー文字盤モデルが登場!
ドイツの時計製造聖地であるグラスヒュッテに本拠地を置く時計メーカー“ノモス グラスヒュッテ”がエントリーモデルである“クラブ キャンパスシリーズ”に流行のカラー文字盤を取り入れた最新作を発表したため、その詳細をお伝えす […]
WHAT’S NEW 2022.06.14
【ドイツ時計を深掘り】A・ランゲ&ゾーネの最新直営店がオープン!
1845年、グラスヒュッテに時計産業を興したアドルフ・ランゲ。彼が興したA・ランゲ&ゾーネは、いまなおグラスヒュッテの市街地にあり、ドイツで最も優れた時計を作っている。しかしその歴史は必ずしも順風満帆とはいえな […]
INFORMATION 2022.03.29