モリッツ・グロスマン初のレクタンギュラーモデル
MORITZ GROSSMANN
モリッツ・グロスマン
四季を意味する4つのコーナーを有した
レクタンギュラーモデル
モリッツ・グロスマンの新作コーナーストーンが3月7日、東京ブティックで発表された。
同社初となるレクタンギュラーデザインは日本で人気のあるデザインで、フラットなケースと柔らかな曲線を描いたラグがファッションに敏感な男性だけでなく女性の腕へも優しくフィット。搭載される新しい角形キャリバー102.3は、このモデルのために設計された。
コーナーストーンは、ローズゴールドまたはホワイトゴールドのケースに3種類の文字盤を組み合わせ、全5型がラインナップしている。
シルバー無垢の文字盤では、ケースに合わせたローズゴールドまたはホワイトゴールドのアップライトインデックスが取り付けられる。ハンドメイドのブラウンバイオレットへ焼き戻しをされた針は文字盤に美しく調和し、スモールセコンドはケース形状と同じスクエア型にデザインされた。
またホワイトゴールドケースではアラビア数字のブラック文字盤もチョイスできる。こちらもシルバー無垢文字盤で、コントラストの効いたホワイトのスモールセコンドはラウンド型となっている。針は手作業でポリッシュ仕上げを施されたステンレススチール針である。
3種類目の文字盤はグランフー・エナメル文字盤である。分目盛り、またアラビア数字のブラウンカラーとエナメルのホワイトが美しいコントラストを生み、見る者を惹きつける。ケースはローズゴールド、ホワイトゴールドから選ぶことができる。ラウンド型のスモールセコンドもエナメルが使われており、奥行きのある二層に仕上げられている。真っ白なホワイトに映えるブラウンバイオレットの針は手作業で焼き戻しを施されたグロスマン針である。
新しいキャリバー102.3はレクタンギュラーデザインのために開発された。スクエア型のスペースを最大限に活用し、新たな改良も加えられている。一番の特徴である大きな香箱もそのひとつであり、60時間のパワーリザーブを実現している。またストップセコンド機構もバネを用いた新設計となっている。オシドリから伝わった力がクラッチレバーへ伝わり、ストップ用バネの特性でやわらかにテンワに触れ、その動きを止める仕組みである。
2019年モリッツ・グロスマンは、従来のバーゼルワールドで新作を一挙に発表するスタイルから、インターナショナルロードショーとしてドバイ(1月)、東京(3月)、香港(5月)、ロンドン(6月)の各都市で新作を披露していく新しいスタイルを採った。
先行して1月30日にドバイで行われた新作発表の場では、ブランド初となる2タイムゾーンモデル“GMT”とテフヌート・アラビアンナイトのミラネーゼブレスレットモデルも発表されている。
2019.03.08 UPDATE