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ユンハンス・マックス ビル。大好評を受けバウハウス100周年記念モデル第2弾が登場!

 

JUNGHANS

ユンハンス


 

クロノグラフモデルをベースとした100周年記念モデル

 
マックス・ビル

“バウハウス最後の巨匠”と称されるデザイナーのマックス・ビル。現在、ユンハンスが展開するマックス・ビルコレクションのオリジナルデザインを手がけた人物だ。©︎VG Bild-Kunst, Bonn



 ユンハンスがバーゼルワールド2019で発表したマックス・ビルのバウハウス100周年記念モデル。
 その最大の特徴は、バウハウスの象徴的な建物からインスピレーションを得たアンスラサイトカラーのケースやレッドカラーのアクセントなど、“らしからぬ”カラーリングを採用した点だ。
 
 しかし、この“らしからぬ”配色が逆にファンの心を鷲掴みし、限定1000本に対して1500本以上のオーダーが入るほど大好評であったという。
 筆者自身も実物を見せていただいたが、控え目な色味で、いっそうシックな雰囲気が増し、知的な印象を感じさせる仕上がりであった。
【ユンハンス・話題の新作を見てきた!】
 
 
マックス・ビル クロノスコープ Ltd1000 1



 
 さて、このマックス・ビルのバウハウス100周年記念モデルに待望となる第2弾が10月に発売されることが発表された。
 ベースとなっているのは、クロノグラフモデルとして展開されるマックス・ビル クロノスコープ。第1弾同様にアンスラサイトカラーのケースに、時分針とカレンダー表示に赤の差し色を加えた特別仕様のカラーリングだ。
 
マックス・ビル クロノスコープ Ltd1000 2

シースルー仕様の裏ブタにはバウハウスの建物をプリント刻印。窓越しから内部のムーヴメントが見えるという心憎い仕様である



 今作も世界1000本限定での展開。日本への入荷は10月を予定しているのでぜひお見逃しなく。
 
 
【マックス・ビルとは】
 
マックス・ビル2



 スイスのウィンタートゥールで生まれ。1927年に絶頂期にあったデッサウ時代のバウハウスに入学し、そこで2年間、創設者のヴァルター・グロピウスほか、当時最高峰のデザイン教授たちに師事し、デザインを学んだ。29年にチューリッヒへと移り、建築家、画家、グラフィックアーティスト、彫刻家、広告デザイナー、プロダクトデザイナーとして多分野で活動しはじめる。代表作にコンクリート・アートの“一つのテーマに対する15のバリエーション”(1935〜38年)がある。
 
 その後、数々の功績が認められ、ウルム造形大学の初代学長に就任(55年)。ナチスの台頭により33年に閉校を余儀なくされたバウハウスのデザイン教育を継承するべく尽力した。また学長時代、産学協同のデザイン・プロジェクトにも積極的に取り組んでおり、そのなかでユンハンスのウォールクロックを、さらに61年にはこれをベースに腕時計のデザインを手がけた。これら数々の功績から、今日“バウハウス最後の巨匠”と称されている。
 
 

INFORMATION


モデル名 マックス・ビル クロノスコープ Ltd1000
型番 027 4902 02
ケース素材 ステンレススチール(PVD加工)
ベルト素材 カーフ
サイズ 40㎜(14.4㎜厚)
防水性 3気圧防水
ムーヴメント 自動巻き(Cal.J880.2)
備考 限定1000本
税抜き予価 29万円(2019年10月発売)
マックス・ビル クロノスコープ Ltd1000の正面

 
(文◎堀内大輔)
 
 

問い合わせ:ユーロパッション TEL.03-5295-0411 
www.europassion.co.jp/junghans

2019.08.26 UPDATE