グラスヒュッテ・オリジナルが ”ゴールデンバランス”ウオッチアワードを受賞
GLASHÜTTE ORIGINAL
グラスヒュッテ・オリジナル
パノマティックルナが2万5000ユーロまでの
ウオッチカテゴリーで優勝
グラスヒュッテ・オリジナルが、2020年も再び“ゴールデンバランス”ウオッチアワードで1位を獲得する快挙を成し遂げた。
2月13日にミュンヘンで開催された受賞式において、レッドゴールドケースにダークブルーの文字盤を備えたパノマティックルナが2万5000ユーロまでのウオッチカテゴリーで最優秀賞を受賞。このコンテストは時計業界において最も歴史があり、また名高いアワードのひとつだ。
“ゴールデンバランス”アワードでは、UHREN-MAGAZIN、Watchtime.net、そしてFocusの読者が200モデル以上の時計のなかから好きな時計を5つの価格帯別カテゴリーそれぞれにおいて選択している。
今回受賞したパノマティックルナは、パノコレクションを代表するアシメトリーなレイアウトが特徴となった、多くの時計愛好家たちにとってグラスヒュッテ・オリジナルのなじみのある顔だ。
サテンブラシ仕上げとポリッシュ仕上げを施したレッドゴールド製ケースがダークブルーの典型的なオフセンターの文字盤を縁取っている。文字盤の左側には時・分とスモールセコンドのダイアルを配置し、グラスヒュッテ・オリジナルの特徴でもあるパノラマデイトは4時位置に。そして2時位置にはムーンフェイズが表示されている。
まばゆい輝きを放つゴールドの時針と分針は、どんな光源の下でもクリアな視認性を確保し、文字盤のビジュアルを完成させているのだ。
ドイツのフォルツハイムにある、グラスヒュッテ・オリジナルの自社文字盤マニュファクトリーの専門家は、最新の注意を払ってこの文字盤を製造している。例えば、深みのある青の色彩は、条件を厳格にコントロールしたガルバニック加工の賜物。そして同様の厳しい基準がオフセンターに配された時・分およびスモールセコンドに円形仕上げを施す工程にも反映されている。
フォルツハイムでは、パノマティックルナの特徴でもあるムーンフェイズの小さなディスクも製造している。きらめく2つの黄金の月は、最初にフライス盤を用いて切り出し凸状に成形。次にダイヤモンドのついた工具で磨きをかけることで独自の輝きをもたらしている。また星がまたたく銀色の夜空は、精巧なガルバニック加工により生み出されたものだ。
このエレガントな時計の心臓部には、自動巻きムーヴメントキャリバー90-02が備えられている。サファイアクリスタルのケースバック越しに、グラスヒュッテの伝統的な時計製造技術の要素とともに、細かく仕上げられたムーヴメントを見ることができる。
2020.02.26 UPDATE