洗練された雰囲気そのままに。WGケースを採用したハイエンドなクロノスコープ
JUNGHANS
ユンハンス
洗練された雰囲気そのままに。
WGケースを採用したハイエンドなクロノスコープ
無駄のないシンプルなデザインが魅力となった“ミニマルウオッチ”の筆頭に挙げられるのが、ドイツのユンハンスが展開する“マックス・ビル”シリーズだろう。
本シリーズはバウハウス最後の巨匠と呼ばれたデザイナー、マックス・ビルが1961年に起こしたウオッチデザインを再現したもので、日本でも抜群の知名度と人気を誇るロングセラーだ。
さらに豊富なバリエーション展開もシリーズの魅力のひとつで、一般的なカラー展開にとどまらず、基本デザインを踏襲しつつも手巻き、自動巻き、クォーツ、クロノグラフ、さらに近年では電波モデルまでをラインナップしている。
2019年は、この“マックス・ビル バイ ユンハンス”シリーズにとっても重要な年となった。
というのも、マックス・ビルがデザインを学んだデザイン学校バウハウスの設立100周年という節目の年だったからだ。
これを記念して各社から様々なアニバーサリーモデルが展開。
ユンハンスからもクロノグラフモデルのクロノスコープをベースにしたアニバーサリーモデルがリリースされた。
校舎の白壁をイメージしたホワイトカラーの文字盤に加え、差し色として効いているデイト表示とブランド名表記のレッドペイントは、同校舎で有名なエントランスを表している。
またケース裏側にもアニバーサリーモデルならでのこだわりが光る。
ガラス面にバウハウスの象徴として知られるデッサウ校舎がデザインされているのだ。
さらに特筆すべきはケース素材にホワイトゴールドケースが採用されている点だ。
ゴールドの高貴な輝きがアニバサリーモデルにふさわしい特別感を演出している1本と言えよう。
INFORMATION
(文◎堀内大輔)
2020.01.09 UPDATE