【クラスヒュッテ・オリジナル】新作・2020年アニュアルエディションはクールなグレイシャーブルー
GLASHÜTTE ORIGINAL
グラスヒュッテ・オリジナル
シックスティーズの2020アニュアル
エディションが発表
グラスヒュッテ・オリジナルが2018年以来、毎年発表しているシックスティーズのアニュアルエディションの最新作が発表された。
2018年のレトログリーン、19年のファイアリーオレンジと、時計界のトレンドの先をいく印象的なカラー文字盤を展開する同シリーズの3作目は、壮麗な高山の風景や雄大な氷河を思わせるグレイシャーブルーカラーをまとったシックスティーズだ。
さらにアニュアルエディションとしては初めて同色のクロノグラフモデルも登場している点も見逃せない。
深みのある、それでいながら従来にも増して印象的な表情に仕上がった本作もまたドイツのフォルツハイムにあるグラスヒュッテ・オリジナルの自社文字盤マニュファクトリーで生み出されている。
まず文字盤の地金板に繊細なサンレイ仕上げを施してから、特徴的なドーム型にプレス加工し、ガルバニックニッケルコーティング。
次に印象的なグラデーション効果を得るために、ダークブルーのラッカーを塗布し、続いて、文字盤の表面全体をグレイシャーブルーのラッカーでコーティングしている。個性的なカラーグラデーションはこうした入念な手作業で生まれるため、どの文字盤も唯一無二のものだ。
最後の段階で、文字盤を窯で加熱し、色を焼きつける。さらにインデックスを刻み、数字をプリント加工し、各アワーマーカーにスーパールミノバを塗布し、アイスブルーグラデーションの芸術作品が完成する。
搭載するのは3針モデルが自動巻きCal.39-52、クロノグラフモデルがCal.39-34である。いずれも40時間のパワーリザーブを備えた社内開発のムーヴメントだ。
なおこのアニュアルエディションの2モデルは、世界中のグラスヒュッテ・オリジナル ブティックと選ばれた正規販売店で、限られた期間のみ購入することができる。
文◎堀内大輔(編集部)
2020.04.06 UPDATE