【3針モデルだけじゃない!】ヴェンペの新シリーズはクロノとダイバーもカッコいい
WEMPE
ヴェンペ
ドイツブランドのヴェンペが約10年ぶりに発表した新シリーズ“アイアンウォーカー”。これまでに3針の自動巻きモデルについてはその魅力を深掘りしてきたが、同時に展開される“クロノグラフ”と“ダイバー”についてはあまりフィーチャーしてこなかった。そこで今回は改めて両モデルについて紹介したいと思う。
【こんなブレスウオッチが欲しかった!】ヴェンペの“アイアンウォーカー”はオンオフこなせる正統派
高品質な外装が与えられた
スポーツウオッチ
アイアンウォーカーで1番の特徴となるのが、“ラグスポ”にインスパイアされたシームレスなフォルムを採用している点だ。ここに、ヴェンペの妥協のないモノ作り精神がいかんなく発揮され、価格以上の価値を感じられる高品質な外装が与えられている。
これがシリーズに共通するところで、当然クロノグラフとダイバーズモデルにも継承されている。この点を踏まえたうえで、改めてそれぞれの特徴を見ていこう。
アイアンウォーカー オートマティック クロノグラフ
発色がありながら落ち着いた色味となって上品な雰囲気を演出したミッドナイトブルーカラー文字盤仕様と、ブラックをベースにインダイアルにホワイトを採用した反転カラー文字盤仕様の2種がラインナップされる“クロノグラフ”。
いずれもクロノグラフらしいスポーティな表情を与えつつも、シリーズならではのシームレスなケースフォルムと、異なるフィニッシュを使い分けた仕上げの妙でラグジュアリーな雰囲気を与えた。また厚みが出やすいクロノグラフながら、本作ではケース厚を13.95mmに留め、反対にブレスレットに適度な厚みを与えることで、全体としてボリュームをそれほど感じさせない造形に仕立てている。
搭載しているのは汎用として知られる自動巻きクロノグラフムーヴメントETA7753。普通は完成品をそのまま使用するが、これをドイツ・クロノメーター規格にパスする基準まで徹底的にブラッシュアップするのがヴェンペ流だ。送られてきたムーヴメントは1度完全に分解された後、同社の職人の手によってチューニングを加え、再び組み直される。当然手間は掛かるが、“手間をかけなければ精度は出せない”というのが同社の信条だからである。またこの作業を行うことで、同時に“作業の50%はグラスヒュッテで行うこと”という、グラスヒュッテ基準を満たすことともなる。文字盤に記されている“GLASHÜTTE” の文字はその証だ。
アイアンウォーカー オートマティック ダイバー
もうひとつの“ダイバー”ではブルー文字盤仕様とブラック文字盤仕様の2種が展開されている。30気圧防水を備え、ISOならびにDIN規格を満たす本格派ながら、王道的なアウターベゼルではなく、インナー式の回転ベゼルを採用することで、シリーズに共通するシームレスなフォルムを実現した。またダイビングの経過時間を瞬時に見分けられるよう色分けされたインナーベゼルがデザインのアクセントにもなっている。
またクロノグラフ同様、ケースの厚みを抑えた設計となっており、ダイバーズウオッチながら11.7mm厚を実現。デイリーユースとしても快適な装着感を追求した。搭載しているのはETA社のCal.2892-A2で、これも当然ながらモディファイされ、ドイツ・クロノメーター認定を取得。その機能性の高さと外装クオリティを考えると、50万円アンダーというその価格はお値打ちと言えるのではないだろうか。
シェルマン各店舗で2月28日(日)までキャンペーンを実施
現在、アイアンウォーカーの購入者を対象にしたキャンペーンが実施中。購入者にはヴェンペオリジナルグッズの進呈と、保証期間が3年に延長(通常2年)されるというものだ。対象店舗はシェルマン各店舗(新宿・伊勢丹本館店(メンズ)、銀座・三越店、日本橋・三越店の計3店舗)および公式ウェブサイト。
アイアンウォーカーが気になっている人は、この機会をお見逃しなく。
【WEMPE IRON WALKER Campaign】
■フェア期間: 〜2021年2月28日(日)
■特典:①お買い上げプレゼント
購入した方にヴェンペのオリジナルグッズをプレゼント(ノートorペン)
②保証期間延長
購入したアイアンウォーカーの、通常2年の保証期間を3年に延長
※どちらかを選ぶのではなく、①と②のどちらもキャンペーンの対象
■対象店舗:シェルマン各店舗(新宿・伊勢丹本館店(メンズ)、銀座・三越店、日本橋・三越店の計3店舗)および公式ウェブサイト
■URL:https://shellman.co.jp/LP/wempe-ironwalker-lp/
文◎堀内大輔(編集部)
2021.02.19 UPDATE