• facebook
  • twitter
  • instagram
HOME > SPECIAL > 【2022年新作時計】ヴェンペ|ブランドのニューアイコンにGMTモデルが登場!

【2022年新作時計】ヴェンペ|ブランドのニューアイコンにGMTモデルが登場!

WEMPE

ヴェンペ

 
 1920年代、好景気に沸いていたアメリカではニューヨークなど大都市で高層ビルの建設ラッシュが始まった。ヴェンペが2020年に発表した“アイアンウォーカー”は、こうした建設ラッシュに従事した精悍な鉄工員に着想を得て誕生した新シリーズだ。それまで同社では、老舗高級時計宝飾店らしいクラシックでエレガントなモデルを中心に展開してきたが、アイアンウォーカーでは一転、ケースと一体型になった高品質なブレスレットを与え、スタイリッシュでかつエレガントな雰囲気をまとっていたことから、発表当時、新鮮な驚きをもって多くの時計愛好家から歓迎された。
 
 その後、ローンチが開始されると、改めてクオリティの高さと、それに対しての良心的な価格設定に驚かされたファンは多いはずだ。ポリッシュ仕上げとサテン仕上げを巧みに使い分け、立体的な造形となったケースとブレスレット。そしてドイツクロノメーター認定を受けた高性能なムーヴメントを搭載するなど、完成度は非常に高い。また快適な装着感を追求した作りも高く評価されたポイントだ。
 そのモデル名から重厚なブレスウオッチを連想させるが、実際には3針モデルのケース厚が9.75mm、クロノグラフモデルでも13.95mmと、オンオフ問わず使えるストレスフリーな厚みに抑えられている。さらに、ブルーカラーのアクセントが効いたダイバーモデルは国際的なレッドドット・デザイン賞2021を受賞するなど、デザイン面でも高い評価を得ている。こうして早くも同社のニューアイコンとしての地位を確立したアイアンウォーカーが、このたびラインナップを拡充。既存の3針、ダイバー、クロノグラフに加えて、新たにGMTモデルとタイド目盛り付きのダイバーモデルが登場した。
 

アイアンウォーカー オートマティック GMT
ヴェンペのニューアイコンとして人気を博しているアイアンウォーカーシリーズに追加されたGMTモデル。デイト表示に加え、単独可動するGMT針を備えるため実用的なうえ、オレンジの差し色がどこかレトロフューチャーな雰囲気も感じさせ、デザインもかっこいい。なおヴェンペでは、今回取り上げているモデルを除いて、4月に価格改定が実施されている。
■Ref.WI250002。SS(42mm径)。10気圧防水。自動巻き(Cal.SW330-2ベース)。55万5500円

 
 
 ハイライトはオレンジの差し色が効いたGMTモデルである。その実用的な機能とファッショナブルなデザインはビジネスユースとしても大いに活躍してくれるに違いない。なおこのGMTモデルでは、ムーヴメントに従来のETA社製ではなく、セリタ社製を採用している。もっとも、ヴェンペでは以前よりエボーシュは一度すべて分解し、自社で入念なブラッシュアップを施し、ドイツクロノメーター規格に準じているため、性能は遜色ない。
 

ケース径は42mmとやや大きめだが、インナーベゼルを採用することで全体としてはコンパクトにまとまるため、見た目にはそれほど大きさを感じさせない

 

インナーベゼルを備えたケースは厚くなりがちだが、快適な装着感を追求した本作でも11.7mm厚に留めており、装着感は良い。またケースの角を落とした面には丁寧にポリッシュ仕上げが施されており、シャープな印象を高めている

 

アイアンウォーカー オートマティック GMT
Ref.WI250001。55万5500円

 

アイアンウォーカー オートマティック タイド
現在はダイブコンピューターなどで正確な潮汐データを知ることもできるが、一瞬で感覚的に読み取れるアナログ表示に対するニーズも依然高い。そこで本作では、30気圧防水を備えたダイバーモデルをベースに、インナー式回転ベゼルにタイド表示が採用された。地球上の多くの場所で、約6時間15分の周期で訪れる満潮と干潮の時間帯を、ブルーとホワイトの2色で色分けしている。またこのレベルの防水性能を有しながら、ケースは11.7mmと厚みも抑えられた。
■Ref.WI210001。SS(42mm径)。30気圧防水。自動巻き(Cal.ETA 2892-A2ベース)。53万3500円

 
 
構成・文◎堀内大輔(編集部)
 
 

問い合わせ:シェルマン日本橋三越 TEL.03-6225-2134 http://www.shellman-dearwatchlover.com

 

2022.04.13 UPDATE

RECOMMENDED

 2008年に創業したモリッツ・グロスマン。ドイツ時計産業の聖地であるグラスヒュッテにおいて、最も新しい時計メーカーでありながら、いまやドイツを代表する高級時計メーカーのひとつとして確固たる存在感を示している。

SPECIAL  

ザクセン州の首都ドレスデンに工房を構える独立系ブランド、ラング&ハイネは、往時の宮廷時計の伝統を受け継ぐ時計作りを現代に貫き、徹底したハンドメイドにこだわっている。

SPECIAL  

ドイツ南西部に位置するシュヴァルツヴァルト(黒い森)地方に興り、この地域の時計産業を牽引したユンハンス。同社への本社取材レポートをお届けする。

SPECIAL  

2016年に発表されたグラスヒュッテ・オリジナルの新ベースムーヴメント、Cal.36。同社はこのムーヴメント開発にあたり、四つの原則を掲げたという。

SPECIAL  

LATEST ARTICLE

【ドイツ時計を深掘り】A・ランゲ&ゾーネの最新直営店がオープン!

 1845年、グラスヒュッテに時計産業を興したアドルフ・ランゲ。彼が興したA・ランゲ&ゾーネは、いまなおグラスヒュッテの市街地にあり、ドイツで最も優れた時計を作っている。しかしその歴史は必ずしも順風満帆とはいえな […]

INFORMATION  

【3万円台のシンプル時計】”リリエンタールベルリン“ミニマルデザインのソーラーウオッチが登場【ドイツ時計を深掘り】

 大胆で個性的かつトレンドを意識した、ユニークなデザインの時計を多数発表し、数々の賞を受賞しているドイツのウオッチメーカー“リリエンタール ベルリン”。  そんな同ブランドが、クラウドファンディングサイト“Makuake […]

NEW MODEL  

【芸術性と機能性の融合】“ノモス グラスヒュッテ”の最新スポーツモデル“アウトバーン・ディレクターズカット”の魅力に迫る!【ドイツ時計を深掘り】

 “ノモス グラスヒュッテ”は様々な時計ブランドが林立する、ドイツ時計の聖地とも言われるグラスヒュッテに本拠地を置くウオッチメゾンである。 東西ドイツ統一後の1990年、ローランド・シュベルトナーが創業したノモス グラス […]

NEW MODEL  

【ドイツ時計を深掘り】日本に再上陸を果たした “ボッチア チタニウム”の魅力を再考する!

 1991年に誕生したボッチア チタニウムは、数々のドイツ軍用時計を手がけた名門チュチマが立ち上げたアナザーブランドだ。ブランドの特徴は、すべての時計に不純物をほとんど含まない純度99.0~99.7%のチタニウム素材“ピ […]

TOPICS