LANG & HEYNE / ラング&ハイネ
2001年からスタートしているラング&ハイネは、時計師家系の5代目マルコ・ラングと当時ランゲ&ゾーネの見習工であったミルコ・ハイネという二つの才能が出会い誕生した。02年のバーゼルワールドでファーストモデルを発表すると、オファーが殺到。世界から高い関心を集めたが、その後ミルコは工房を去ってしまう。しかし、根本理念は変わることなく真摯に時計作りを続けたマルコは05年、国際独立時計機関AHCIのメンバーに加入。現在も伝統的な製造技法を重視した時計を自らの手で製造している。
ゲオルグ
ブランド初のレクタンギュラーウオッチ、ゲオルグ。搭載されるCal.Ⅷはゲオルグ専用の新たな角形ムーヴメントだ。スチール製コックで輪列を支えるという独創的な構造を採用する。■PT(32×40㎜サイズ)。日常生活防水。手巻き
ヨハン
優美で古典的な1本。2枚の陶板で構成された文字盤に、ハンドメイドのゴールド針がセットされる。この意匠は思慮深く、聡明だったとされるザクセン王ヨハンをイメージしたものだ。■WG(43.5㎜径)。日常生活防水。手巻き
フリードリヒⅢ世
“厳格伯”とも称されるフリードリヒⅢ世の名を冠す。ラング&ハイネでは数少ないステンレススチールモデルであり、シャープなローマインデックスとカテドラル型の時分針が特徴だ。■SS(39.2㎜径)。日常生活防水。手巻き