A.ランゲ&ゾーネのトゥールビヨンモデルに特別エディションが登場
A.LANGE & SÖHNE
A.ランゲ&ゾーネ
伝統の工芸技術と複雑機構を融合した、
究極の精密時計
2014年にA.ランゲ&ゾーネが発表した1815トゥールビヨンは、トゥールビヨンにストップセコンド機構と秒針位置合わせのためのゼロリセット機構を初めて同時搭載したモデルであった。特許技術であるこれらの機構により、トゥールビヨンモデルでありながらも時計を停止して秒単位の正確さで時刻合わせができるという革新的なモデルだ。
18年7月12日、この複雑機構モデルに、エナメルダイアル仕様となった特別エディションが100本限定で製作されることが発表された。
今回は、新作発表の報をいち早くお届けするにとどめ、詳細については後日改めて紹介させていただくが、最後に同社の製品開発ディレクターのアントニー・デ・ハス氏から届いた、本作に込めれられたメッセージを以下に掲載させていただく。
「ある意味、“1815トゥールビヨン”はA.ランゲ&ゾーネの真髄を一番体現する時計かもしれません。ブランドの伝統性と時代の先駆者的発明の両方がバランスよく共存しているからです。大きく設計されたトゥールビヨンに、ゼロリセット機構とストップセコンドという2つの特許技術が搭載されています。これらの機構は派手ではないですが複雑で難易度が高く、我々の実直で高品質な時計作りの姿勢を象徴しています。時計の表からは見えない“縁の下の力持ち”として、精度、機能とパフォーマンスを向上させる隠れた英雄たちです。
時計のクラシックさを際立たせるエナメル素材のダイアルは、かつてのランゲの懐中時計にもみられたアラビア数字のインデックス、レイルウェイ風の分目盛やブルースチール針といった要素が盛り込まれています。我々の根底にあったのは、古典的な時計作りを現代に継承する橋渡し役としての使命感でした」
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2018.07.12 UPDATE