【25周年アニバーサリー第9作】リトル・ランゲ1・ムーンフェイズ
A.LANGE & SÖHNE
A.ランゲ&ゾーネ
2019年9月5日(現地時間)からロンドン近郊のハンプトンコート宮殿の広大な庭園で開催される、クラシックカーの祭典“コンクール・オブ・エレガンス”。同祭典でメインスポンサーを務めるA.ランゲ&ゾーネが、オープニング当日キュー宮殿で催した晩餐会でランゲ1誕生25周年を記念した“25thアニバーサリー”コレクション第9作目を発表した。
ひと回り小さな文字盤に壮大な月のロマンを
9作目となるのはリトル・ランゲ1・ムーンフェイズ “25th アニバーサリー”で、スタンダードモデルにはないハンドエングレービング入りのホワイトゴールド製ムーンディスクで存在感をいっそう際立たせられた。この小柄なモデルも製作数はわずか25本の限定版だ。
時計界の話題をさらった1994年10月24日のランゲ1の発表に思いを馳せて製作される合計10本からなる本コレクションは、シルバーカラーに仕上げたシルバー製文字盤、そして文字盤に美しく映えるブルーのプリント文字とブルースチール針が共通の特徴である。
このカラーコンセプトはムーヴメントのディテールにも取り入れられており、洋銀製テンプ受けに、記念すべき年にちなんで25日を示すアウトサイズデイトのレリーフ彫りを施し、さらにエングレービングの彫り線をブルーで仕上げている。またアリゲーターベルトもダークブルーカラーを採用する。
ランゲ1 ファミリーのどの手巻き式時計もそうであるように、2017年に初披露されたリトル・ランゲ 1・ムーンフェイズもオフセンターデザインの文字盤にアウトサイズデイトとパワーリザーブ表示(AUF/AB)を搭載する。 ムーンフェイズ表示は、122.6年が経過して初めて1日分の修正が必要になるという高精度を誇る。
そして、グランド・ランゲ1・ムーンフェイズ“25th アニバーサリー”と同じように、このモデルでも手彫りによる星空がムーンディスクにあしらわれた。6つの星と無数の小さな点のきらめきのなかにゴールドの月が浮かぶ空には、奥行きすら感じられる。
様々な研磨法と研削法を駆使し、手作業で丹念に仕上げた自社製キャリバーL121.2は、毎時2万1600振動で時を刻み、ツインバレルに3日分の動力を蓄える。
INFORMATION
<これまでに発表された“25th アニバーサリー”エディション>
第1作 ランゲ1 “25th アニバーサリー”
第2作 グランド・ランゲ1・ムーンフェイズ
第3作 リトル・ランゲ1 “25th アニバーサリー”
第4作 ランゲ1・トゥールビヨン・パーペチュアルカレンダー “25th アニバーサリー”
第5作 ランゲ1・タイムゾーン “25th アニバーサリー”
第6作 ランゲ1・ムーンフェイズ “25th アニバーサリー”
第7作 グランド・ランゲ1 “25th アニバーサリー”
第8作 ランゲ1・デイマティック “25th アニバーサリー”
2019.09.06 UPDATE