ランゲ1のアニバーサリーエディション第2弾
A.LANGE & SÖHNE
A.ランゲ&ゾーネ
ブランドを代表するモデル“ランゲ1”の誕生から25年目を迎える2019年。
A.ランゲ&ゾーネはこの節目となる1年を記念し、毎月、ランゲ1のアニバーサリーエディションを投入することを発表した。先のSIHHで披露された第1弾モデル、ランゲ1 “25th アニバーサリー”に続いて、この度発表された第2弾モデルが、グランド・ランゲ1・ムーンフェイズ“25th アニバーサリー”である。
初めてハンドエングレービング
装飾を施したムーンディスクを主役に
ブルーでプリントされた数字、インデックスと日付けが映えるシルバー無垢製の文字盤、そして色調を調和させるためにグレーのステッチでアクセントを付けたブルーのアリゲーターストラップを持つ、このグランド・ランゲ1・ムーンフェイズ“25th アニバーサリー”。
この一連のアニバーサリーエディションの特徴である特別な配色のみならず、このモデルではさらに、ランゲウオッチでは初となるハンドエングレービング入りホワイトゴールド製ムーンフェイズ表示を備えている。ムーンフェイズディスクに刻まれた六つの星と無数の小さな点は、すべて手彫りで仕上げたもので、そこにゴールドの月を組み込み、夜空に独特の立体感を持たせた。
2014年に発表されたグランド・ランゲ1 ・ムーンフェイズの直径は、ランゲ1・ムーンフェイズよりも2.5㎜大きい41㎜である。ランゲ1・ムーンフェイズと同様に、誤差が122.6年間で1日分しか生じないという高精度のムーンフェイズ表示は、スモールセコンド用の小さなサブダイアルを飛び出して時分を表示するメインダイアルに収まっている。このように、グランド・ランゲ1・ムーンフェイズでは、月相を表す複雑機構に、A.ランゲ&ゾーネのムーンフェイズモデルのなかでも最も大きく目立つ場所が与えられている。またランゲ1・ムーンフェイズよりも大きな文字盤全体のプロポーションを整えるため、アウトサイズデイトも4%大きくなっているなど、完璧なデザインが追求された。
サファイアクリスタルのシースルーバックから見えるキャリバーL095.3は、丹念に手作業で装飾を施し、二度組み方式で完成させたもので、ランゲ1ファミリーにおなじみに特徴を備えている。洋銀の特性を生かして刻まれたグラスヒュッテが美しい4分の3プレートの開口部からは、自社で開発し内製したヒゲゼンマイを備えたチラネジテンプの姿がのぞく。それを保持しているテンプ受けには特別なエングレービングが見える。花模様に囲まれ、25日を示すランゲ・アウトサイズデイトは手彫りで描かれたもので、彫り線をすべてブルーでコーティングしたことにより、いっそう美しく際立っている。
INFORMATION
2019.02.26 UPDATE