ドイツを代表するライカ社が腕時計を発表
ジャーマンメイドにこだわった“L”コレクション
6月13日、カメラの製造で有名なライカ社が腕時計市場に参入するとの発表がなされた。
発表されたのはデイト表示とパワーリザーブ表示を備えるベーシックモデル“L1”と、これに第2時間表示を加えた“L2”の2作。今回のタイミングでは、時計の写真をお見せできないのは残念だが、デザインは、長年ライカカメラの設計に携わったAchim Heine教授によるもの。部品などはシュヴァルツヴァルト地方のサプライヤーから提供を受け、“メイド・イン・ジャーマニー”にこだわったモデルになるという。
特筆すべきは、レーマン・プレシジョンウーレン社と共同開発した手巻きの自社製ムーヴメントを搭載している点である。ちなみにこのレーマン・プレシジョンウーレン社は、先日、ドイツ時計の気鋭ブランドとして当サイトでも取り上げたばかりなので、気になる人はこちらもチェックしてもらいたい。
“自社製ムーヴメント”という点だけでもすごいが、さらにユニークな操作機構も与えられているというから驚きだ。
そのユニークな機構とは、時間合わせを行う際にリューズを押して、巻き上げ機構と切り離した状態で行うというもの。設定後、もう1度リューズを押すと、秒針が12時位置に戻るゼロリセット機構も搭載するため、つまりより正確な時刻合わせが可能になっているというわけだ。また2時位置のプッシュボタン操作で日付けの早送り機能も備える。
なお本作のローンチは年内で、日本上陸も予定されているとのこと。
その他については詳細がわかり次第、続報をお届けしたい。
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