新潟発! あなたが知らないドイツ時計の普及に挑む!! 【34回】
洗練されたニューモデル
こんにちは。
新潟県でドイツ時計をメインに扱っている
南雲時計店、店主の南雲達也です。
昨年は世界的なコロナ禍でも
腕時計メーカーはどこも
新作などの発表をしました。
しかし、点数も少なかったし
大きな会場での発表を控えたので
何となく時間だけが過ぎてしまった
ように感じられました。
今年、2021年は昨年とは一味違い
各社がインターネットなどを使い
積極的に新作を宣伝しています。
また僕ら時計業者などの関係者には
zoomなどを使って
新作発表会がありました。
ネットなどであったとしても
新作発表はにぎやかな雰囲気の方が
楽しくワクワクします。
そして今年、特に感じられたのが
ドイツ勢のデザインに変化が
訪れていると感じました。
それは、以前の機能一辺倒で
質実剛健なモノトーンなデザインから
カラーを取りいれて、明らかに
洗練されてきました。
僕が気になったのは
パイロットウォッチを作る
Sinn、DAMASKO、tutima
です。
Sinn
DAMASKO
tutima
以前は『ミリタリー』な雰囲気で
マットなつや消しケースで
マッシブなデザインでした。
上で紹介しました3メーカーは
マットでゴツイ感じから
ブルーやグリーンを取り入れ
美しく、格好良いデザインに
なってきたなぁ って感じを
受けました。
どの時計のメーカーも
ドイツデザインらしく
見やすい機能はそのままに
人気のカラーなどを取り入れて
スイスの時計メーカーに
負けない見た目になってきました。
ドイツの機能性も保持しながら
スーツなどにも似合う
洗練されたドイツ・デザインが
これから人気を集めると思います。
2021年からのドイツ時計は
ますます目が離せないです。
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