【3万円台のシンプル時計】”リリエンタールベルリン“ミニマルデザインのソーラーウオッチが登場【ドイツ時計を深掘り】
大胆で個性的かつトレンドを意識した、ユニークなデザインの時計を多数発表し、数々の賞を受賞しているドイツのウオッチメーカー“リリエンタール ベルリン”。
そんな同ブランドが、クラウドファンディングサイト“Makuake”にて、新たな時計を発表しているため、その魅力に迫っていきたい。
前述したように、元来同ブランドの時計デザインがユニークなものが多かったのだが、今回の新作は一切の無駄を排除し、非常にシンプルなものとなっている。
ドイツのデザイン哲学の方向性を決定付けたのは、1919年からおよそ14年間存在したデザイン学校“バウハウス”である。短い期間ながら同学校は革新的なメソッドを打ち出し、多くの優れた卒業生を世界の産業領域に送り込んだ。シンプルかつ日用品としての機能美を是とするバウハウスのデザイン哲学を再考したのが今回の最新作”ザ・エルワン ソーラー“である。
ザ・エルワン ソーラー(LサイズとSサイズ)
■SS(ブラックIP加工、Lサイズ42.5mm、Sサイズ37.5mm)。5気圧防水。ソーラー(Cal.AS01)。各3万9700円
トレンドであるミニマルデザインに着目し、開発された最新作。ドイツ時計本来の魅力であるバウハウス由来の機能美的デザインに再注目し、最新の技術を融合し完成させた。
昨今話題になっているSDGsに配慮し、ソーラー駆動を採用。煩わしい電池交換の手間などが大幅にカットされているのも魅力的だ。
正面から見るとリューズが隠れるようになっているのも、ユニークなポイント。
シンプルなモノクロファッションはもちろん、明るいコーディネイトにもワンポイントとして映えるだろう。
サイズは42.5mmのLサイズと37.5mmのSサイズの2つが展開されるのも、ユーザーにとってうれしいポイントと言える。
針とインデックスには、スーパールミノバが塗布されているため、暗闇においても高い視認性を確保している。まさに、デザインはシンプルでありながらも、必要な機能がしっかりと備わった時計と言えるだろう。
また、現在クラウドファンディングサイト“Makuake”で、先行割引価格にてプロジェクトが進行中である。通常3万9700円のところ、15%オフの3万3865円で購入できるため、気になる人はそちらも併せてチェックするといいだろう。
【プロジェクトURL】 https://www.makuake.com/project/lilienthal-berlin-solar/
【問い合わせ先】
モントルロロイ
TEL 03-5728-5321
http://montre-roroi.jp
文◎川田健人(編集部)
2022.02.01 UPDATE
2008年に創業したモリッツ・グロスマン。ドイツ時計産業の聖地であるグラスヒュッテにおいて、最も新しい時計メーカーでありながら、いまやドイツを代表する高級時計メーカーのひとつとして確固たる存在感を示している。
SPECIAL 2018.04.17
ザクセン州の首都ドレスデンに工房を構える独立系ブランド、ラング&ハイネは、往時の宮廷時計の伝統を受け継ぐ時計作りを現代に貫き、徹底したハンドメイドにこだわっている。
SPECIAL 2018.04.07
ヴェンペはドイツにクロノメーター検定を復活させた立役者だった!
長らく歴史の途絶えていたドイツのクロノメーター検定を復活させたヴェンペ。その拠点となるのが同社が所有するグラスヒュッテ天文台である。
12月19日まで。14のドイツ時計ブランドが集うフェアが日本橋三越本店で開催!
日本国内で取り扱いのある14のドイツ時計メーカーが一堂に会する“ドイツ時計フェア2023”が日本橋三越本店 本館6階 ウォッチギャラリーで絶賛開催中だ。今年で5回目を迎えるフェアのテーマは“ドイツらしさ!”。
INFORMATION 2023.11.29
【ドイツ時計を深掘り】”ノモス グラスヒュッテ“から“クラブ キャンパスシリーズ”に流行のカラー文字盤モデルが登場!
ドイツの時計製造聖地であるグラスヒュッテに本拠地を置く時計メーカー“ノモス グラスヒュッテ”がエントリーモデルである“クラブ キャンパスシリーズ”に流行のカラー文字盤を取り入れた最新作を発表したため、その詳細をお伝えす […]
WHAT’S NEW 2022.06.14
【ドイツ時計を深掘り】A・ランゲ&ゾーネの最新直営店がオープン!
1845年、グラスヒュッテに時計産業を興したアドルフ・ランゲ。彼が興したA・ランゲ&ゾーネは、いまなおグラスヒュッテの市街地にあり、ドイツで最も優れた時計を作っている。しかしその歴史は必ずしも順風満帆とはいえな […]
INFORMATION 2022.03.29