KUDOKE

クドケ

話題の自社ムーヴ搭載モデルを引っさげ
ステファン・クドケ氏が来日

 
　以前、クドケが初となる自社ムーヴメント、カリバー1を完成させたというニュースをお届けしたが、このムーヴメントを搭載する新作“クドケ 1”がいよいよ発売される。
　かつての懐中時計のようにリューズの対角となる文字盤9時位置にスモールセコンドを配した、クラシカルなレイアウトが採用されたクドケ 1は、意匠もシンプルかつ上品なスタイルに統一された。とりわけ特徴的なのは、昔のハーフハンターケースの懐中時計によく使用されていたダブルスペードハンドを現代流にアレンジした針。その個性的なフォルムから無限大を意味する“インフィニティ―ハンド”と名付けられた。
 
　古き良き時代の伝統的な時計づくりとクドケの感性、表現力、技術が高い次元で融合した意欲作、クドケ 1の発売予定は2018年8月。ドイツ時計愛好家必見の1本と言えよう。
 

自社製ムーヴメントの開発にあたり、友人でもあるハブリング2 のリチャード・ハブリング氏からアドバイスを受け完成した。得意とするエングレービングに加え、キフショック耐震装置にトリオビス緩急調整装置、さらにドイツ、カール・ハース社製のクロノメータークォリティのヒゲゼンマイを使用するなど、高級機ならではのディテールを備える

自社ムーヴメントのアイディアの源となったのは、19世紀初頭のイギリスの懐中時計用ムーヴメント。センターの脱進機を支えるブリッジには繊細なエングレービングが施される。なおこのムーヴメントを搭載した懐中時計は、ステファン・クドケ氏本人のコレクションでもある

 
　さらに現在、日本橋三越本店にて開催中の「第21回　三越ワールドウオッチフェア」にて8月26日（日）に行われるトークイベントのため、ステファン・クドケ氏が初来日。イベントでは新作の紹介と、その製作過程、完成に至るまでのプロセスやエピソードなど、ここでしか聞くことのできない貴重な内容が語られる予定だ。ぜひご参加いただきたい。
 
 

＜KUDOKE(ステファン・クドケ氏)トークイベント＞

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■日時：8月26日(日)／1回目14:00～14:30、2回目16:00～16:30
■開催場所：日本橋三越本店
本館7階 催物会場
■定員：各回先着5名程度

INFORMATION

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モデル名 クドケ 1
ケース素材 ステンレススチール
ベルト素材 レザーベルト
サイズ 39㎜／厚み10㎜
防水性 5気圧防水
ムーヴメント 手巻き（自社製ムーヴメントKaliber1）
税込み価格 108万円（8月発売予定）

2018.08.15 UPDATE