• facebook
  • twitter
  • instagram
HOME > WHAT’S NEW > NEW MODEL > チュチマ・グラスヒュッテ 2020年新作第1弾

チュチマ・グラスヒュッテ 2020年新作第1弾

 

TUTIMA GLASHÜTTE

チュチマ・グラスヒュッテ

 

実用性とファッション性を融合したニューフェイス


 
 ドイツの伝統的なパイロットウオッチのDNAを受け継ぐ実用時計コレクションと、パトリアを筆頭とする自社製ムーヴメント搭載コレクションの2本柱で展開する古豪チュチマ・グラスヒュッテ。
 
 そんな同社から発表された2020年の新作第1弾が、伝統的なグランドフリーガーを現代的にリデザインしたエアポートシリーズのニューカラーだ。
 

グランドフリーガー エアポート クロノグラフ

 
 特徴は、同社のラインナップで好評を博したカラーグラデーション仕様の文字盤をエアポートに与えた点にある。
 この文字盤は、中央から外周にかけて黒く落とし込んだ特徴的なグラデーションカラーを採用したもので、2019年から同社のラインナップで採用され人気を博している文字盤カラーだ。
 
 単色のカラー文字盤ではポップになりすぎてしまうところ、黒になじませることで実用時計らしい硬派な雰囲気に仕上げられている本作。ファッショナブルでありながらも、軍用時計を手がけた実績をもつチュチマの時計らしい仕上がりと言えるだろう。
 加えて、ベゼル素材にはシリーズ初となるセラミックを採用。文字盤と同色で表現し、デザインに統一感をもたせている。
 
 また文字盤だけでなく、今回新たにナイロンの7倍の強度をもつコーデュラ製のベルト仕様が追加された点も見逃せない。耐久性はもとより、見た目にもタフな印象が高められている。
 

グランドフリーガー エアポート。この3針モデルとクロノグラフモデルで各2色、計4モデルが展開される

 
 また文字盤だけでなく、今回新たにナイロンの7倍の強度をもつコーデュラ製のベルト仕様が追加された点も見逃せない。耐久性はもとより、見た目にもタフな印象が高められている。
 
 タフネスさとファッション性を融合させたエアポートの新作は、往年の軍用時計を現代的にアップデートしたモデルと言えるだろう。
 

グランドフリーガー エアポート クロノグラフ

■(左)Ref.6406-01。(右)Ref.6406-03。ともにSS(43mm径)。自動巻き(Cal.310)。20気圧防水。各46万2000円(6月発売予定)

 

グランドフリーガー エアポート

■(左)Ref.6106-01。27万5000円。(右)Ref.6106-04。34万1000円。ともにSS(43mm径)。自動巻き(Cal.330)。20気圧防水。6月発売予定

 
 
文◎堀内大輔(編集部)
 
 

問い合わせ:モントレックス TEL.03-3668-8550
https://tutima-japan.com/

 

2020.04.27 UPDATE

RECOMMENDED

 2008年に創業したモリッツ・グロスマン。ドイツ時計産業の聖地であるグラスヒュッテにおいて、最も新しい時計メーカーでありながら、いまやドイツを代表する高級時計メーカーのひとつとして確固たる存在感を示している。

SPECIAL  

ザクセン州の首都ドレスデンに工房を構える独立系ブランド、ラング&ハイネは、往時の宮廷時計の伝統を受け継ぐ時計作りを現代に貫き、徹底したハンドメイドにこだわっている。

SPECIAL  

ドイツ南西部に位置するシュヴァルツヴァルト(黒い森)地方に興り、この地域の時計産業を牽引したユンハンス。同社への本社取材レポートをお届けする。

SPECIAL  

2016年に発表されたグラスヒュッテ・オリジナルの新ベースムーヴメント、Cal.36。同社はこのムーヴメント開発にあたり、四つの原則を掲げたという。

SPECIAL  

LATEST ARTICLE

ヴェンペはドイツにクロノメーター検定を復活させた立役者だった!

長らく歴史の途絶えていたドイツのクロノメーター検定を復活させたヴェンペ。その拠点となるのが同社が所有するグラスヒュッテ天文台である。

SPECIALSPECIAL  

12月19日まで。14のドイツ時計ブランドが集うフェアが日本橋三越本店で開催!

日本国内で取り扱いのある14のドイツ時計メーカーが一堂に会する“ドイツ時計フェア2023”が日本橋三越本店 本館6階 ウォッチギャラリーで絶賛開催中だ。今年で5回目を迎えるフェアのテーマは“ドイツらしさ!”。

INFORMATION  

【ドイツ時計を深掘り】”ノモス グラスヒュッテ“から“クラブ キャンパスシリーズ”に流行のカラー文字盤モデルが登場!

 ドイツの時計製造聖地であるグラスヒュッテに本拠地を置く時計メーカー“ノモス グラスヒュッテ”がエントリーモデルである“クラブ キャンパスシリーズ”に流行のカラー文字盤を取り入れた最新作を発表したため、その詳細をお伝えす […]

WHAT’S NEW  

【ドイツ時計を深掘り】A・ランゲ&ゾーネの最新直営店がオープン!

 1845年、グラスヒュッテに時計産業を興したアドルフ・ランゲ。彼が興したA・ランゲ&ゾーネは、いまなおグラスヒュッテの市街地にあり、ドイツで最も優れた時計を作っている。しかしその歴史は必ずしも順風満帆とはいえな […]

INFORMATION